iMacのターゲットディスプレイモードが動かない時に最後に確認する事
imacとmacbookをサンダーボルトケーブルで繋いで、
iMacのモニタをmacbookの外部モニタとしてつかう
ターゲットディスプレイモード(TDM)ですが、半日ハマりました…。
以後の話は以下の公式ページの内容をすべてクリアした上での話で、
おそらく症状としてはかなりレアです。
http://support.apple.com/kb/HT3924?viewlocale=ja_JP
現象
ケーブル接続後、iMacで[command]+F2で通常ならばTDMに入れます。
しかし、今回の現象では、一度画面がブラックアウトした後、
元のiMac上のOSの画面に戻ってしまうというものでした。
また、コンソールのログを見ていたところ、以下の様なログが出ていました。
XX:XX:XX dpaudiothru: FolderManager: Failed looking up user domain root; url='file:///var/empty/' path=- err=-1 uid=0 euid=215 (以下同じ行が数回)
原因
なぜかはわかりませんが、「/」のパーミッションが
# ls -al / drwx------ 31 root wheel 1122 4 18 10:03 .
というような状態になっていました。
通常であれば755(rwxr-xr-x)であるべきです。
これに気づいた理由としては、同じ原因でsudoができなくなっていたからです。
変更された理由はわかりませんが、何かの表紙に変わってしまったのだと思います。
対処
まずOSのrootユーザーを有効にします。
http://support.apple.com/kb/ht1528?viewlocale=ja_JP
その後、端末から
$ su - PASSWORD: # chmod 755 / # ls -al / drwxr-xr-x 31 root wheel 1122 4 18 10:03 .
とすることで解決しました。
TDMも動き、sudoもできるようになって、めでたしめでたし。
ヒントになったページは以下です。
http://unix.stackexchange.com/questions/39328/sudo-cannot-open-etc-sudoers
しかしなぜこんなことになったのか謎すぎる。。。